| 平成20年3月23日 夜 東京にて ダ・シルバ サントメプリンシペ民主共和国農業農村開発漁業大臣とアイダ・マリア経済省漁業総局 長を迎えての夕食会にて 昨年の1月前経済大臣であるフェルナンデス女史ならびにアイダ局長が訪日された際に、私の方で 昼食会を開催させていただいた。その後東海市のみなさんと共にサントメプリンシペ民主共和国を 訪問し、今回3回目の会合となった。たいへん楽しく夕食をはさんで会合となった。我々からはIWE への加盟について、改めてお勧めを申し上げた。そもそも今回の訪日の目的は、日本かつおまぐろ 連合会との日本側漁船が操業することのできるようにする為の協定の締結の為に来日されたのであ る。一方、大臣からは、より一層の漁業についての日本側の協力を求められた。 @人材の育成 A造船所のようなものを作ってグラスファイバーを使った船を作りたいということ B水産加工技術の技術移転と冷蔵庫のような施設 C他国の違法操業の船から自らの海域を守る ために力を貸してほしいという事 D自らの国の海域での鯨の調査もしたいとの意向があった。 またこれらの調査を通じて鯨類がどんな影響を与えているのかしっかり調査をしたい。これらの事に ついては、改めて、翌日24日午前11時から行われた山田水産庁長官との会談でも同様の趣旨の話 がされた。両国は今後ともお互いにこうした課題を乗り越えて行こうと話し合った。 ところで、先週金曜日に東海市副市長の深谷さんから預かった鈴木市長さんから、サントメプリンシペ 民主共和国の大統領への手紙を手渡すと同時に是非、来日をされた時には、東海市にお出かけい ただきたい事もお伝えした。 更にその時、深谷副市長から北海道の「ROYCE」というチョコレート屋さんがサントメプリンシペ民主 共和国のカカオを使ったサントメプリンシペという名前のチョコレートを渡された。このチョコは当日の 夜に全員で食べさせていただいた。大臣も局長も大変驚いておられると同時に喜んでおられた。 もしかしたら大統領は、このチョコレート工場に行きたいと言うかもしれないと仰っていた。 私としては、まず東海市にと思っていただけに・・・。ちょっと心配でした。 本年2月14日、これまで二党連立の少数与党という不安定な政治状況だったが、今は三党連立で 35名(55名中)なので安定した政治になった。少し我々も安心である。しかも、大臣が言われるには、 私が昨年8月に訪問した時にお会いした関係者の方々ばかりと言われて、是非皆さんにもよろしく 伝えてほしいと申し上げたところだ。サントメプリンシペ民主共和国と東海市は万博からの縁だが、 是非、同国大統領のTICAD4の会議後の東海市訪問を楽しみに待っている。できればその時には 加木屋小学校に来ていただき「アフリカから見た日本」とでも題して、お話をいただき、子どもたちの 手をぎゅっと握ってほしいのである。きっと手を握られた子どもたちには、アフリカの大統領と握手 したことが、ずっと記憶に残ることだと思う。 ところで昨年末、是非このサントメプリンシペ民主共和国にJICAに入ってもらいたいのである。 私をはじめJICAのガボン隊はその事を考えている。ただ日本側が、なかなかゴーサインが出ない のである。この活動プログラムは着実に現地の水産加工や女性の働き方について、これまでの 実績から言っても素晴らしい成果を上げることだと思っている。サントメ側もこれを願っていると言わ れている。更にまた造船技術については、今度の日かつ連との協定の中で、日本側の船の修理な どの為にも、ちょっとした場所を整備してはどうかと、提案しておいた。私の地元の漁業の経験も使 えればと願うばかりだ。山田長官も相手国からの要請に基づいた水産無償を申し出てもらえれば 良いと言っていた。是非そうしてほしいものだと思う。最後に本年4月中旬にはIWCの結論も出る ようだが、是非うまくやってほしい。 |