4月15日について

 

本日、国土交通委員会で遂に「観光庁」を設置する為の国土交通省設置法改正が委員会採決された。その午後の衆議院本会議においてめでたく賛成多数で可決した。(残念ながら共産党は反対だった。基本法では共産党の皆さんまで理解を得ることができたのだから、私からすればこれも本当は理解を得る努力をもう少し出来ればよかったのではと思い残念です。)私は2006年12月13日衆参両院の満場の賛成を得て成立した観光立国基本法の付帯決議の中で「〜観光庁・等の設置する」という文言について整理をさせて頂いた当事者であったので、本当に思い出深いのである。これでいずれ近いうちに参議院でも可決がされ、晴れて成立を見て「観光庁」の設置が決まる。10月には本格的に活動する組織となることとなり、ここに我が選挙区の南知多町の職員が一人入れて頂くこととなっている。この7月から、これに先駆けて国交省に出向することとなっている。是非、このチャンスを我が地元に繋げて参りたいと強く考えている。この日、日間賀島選出の鈴川町議に、名鉄の篠島・日間賀島両島と本土を結ぶ船の会社の方と一緒に上京して頂いた。この船の会社が、少々経営が思わしくないのだ。そこで国交省と県で協力をし、財政上厳しい南知多町も参加をして、この両島にとって重要な足を何とかする為に勉強会を行った。国交省海事局内航課も今、懸命の努力をしてくれている。県がこれに何故かストップをかけているので強く抗議を申し上げておいた。観光庁設置の日でもあるので、私は自分の忘備録として記しておきたい。

 ところでネパールから帰国して3日目、開票作業に入って5日目となる。だんだんとネパールの選挙結果がはっきりとしてきたが、どうやらマオ派が第一党となることになりそうだ。私が現地にいたときは、誰もこんな結果になるとは予想だにしなかったのではないだろうか。おそらく今、マオイストの中でも大変な状況になっているだろうと思う。過半数を持つ為には連立が必要となるが、最終的に連立も必要がなくなったとき、ネパール国民は一気に民主主義の大海に投げ出されることとなる。まったく予断を許さない状況だ。我々の会ったコイララ氏も86歳であって、当選したとしても、もはや力を発揮できる状態ではないだろう。共産党と毛派の違いはこれまで暴力と非暴力だったが、政治の進め方の違う者同士がどのように対峙していくかも含め、大変な緊張感が漂うこととなろう。今こそ水野大使をはじめとする日本外交団のまずは情報力が大切になる。この国家が大国インドと中国に挟まれ、長い間独立国として存在してきた国であるが故に、この選挙の結果がどうであれ、我国はできるだけ我国とネパールとの間の50年の関係における経験に立ち、これまでに無い状況に相手が入るのだから、積極的に共にこの国難の中で歩みを進めるべきであると考えている。政治的にいえば、おそらく米国大使ともよく協力をして、マオイストとも今まで以上の関係を持たざるを得ないことと思われる。相手は人口規模でいえば小国ではあるが、大変な外交を展開させるときを迎えているのである。

一方で、今ネパール経済界の幹部の皆さんは、我々日本の「一村一品」運動に対して大変な興味を持ち、頑張ろうとしている。こうした人達に対して、もっとこの「一村一品」運動がしっかりと定着した経済活動の一つとなるように、我々の経験をしっかりと伝えていくことが大切ではないだろうか。更には「エベレストの麓」という地理的条件をもっと様々な観点で利用することについて考えてみてはどうだろうか。自然、天然という素材が様々な産業を生むのではないだろうか。

 それにしても「民主主義」は恐ろしい。投票によって決定する政治の意志は国民の気持ちの表れだ。多くの国民が待ちに待ったと言っていたが、国民の一人一人にとってみれば予想しなかった現実が今出現しようとしている。我々の日本国内も同様ではないだろうか。


 2006年12月13日、観光立国基本法を成立させた時、私は当時、県議時代の同僚に、是非県でも
 同様の条例を作るべきだと進言しました。ついに鈴木観光調査会長(田原市選出)が、上記条例
 に向けて準備に入ってくれるとの話を聞きました。来年は日中韓三カ国観光大臣会議も愛知県
 で開催される年でもあり、すばらしい事と思います。