年金問題
年金問題に関する伊藤忠彦の所見
年金記録についてのご報告 2007年7月7日
伊藤忠彦
*162日間に及ぶ国会は昨日終了しました。
年金関連の「社保庁改革関連法案」「年金時効撤廃特例法案」の二法案も参議院における鶴保参議院厚生労働委員長のねばり強い委員会運営のお陰もあり、無事成立しました。
*ご心配をかけておりました年金の記録問題の解消に全力を尽くして、政府及び自民党は取り組んでおります。
*参院選前に昨日も自民党の年金対策委員会を開きました。
*私はその際、特に発言を求めて「政府と自民党の責任において、国民の皆さんや支援者の皆さんにお伝えするメッセージをまとめる」ことを提案しました。
*直ちに、以下のような政府と自民党の決意を込めて方針をまとめました。
*今回の問題で国民の皆さんがご心配されているのは、「5000万件」の不明の年金記録の問題です。平成9年に、国民年金・厚生年金あわせて約3億件、お一人に3つ、4つあった年金記録を、1億の基礎年金番号に約10年かけて統合してまいりました。転職や結婚、あるいは社会保険庁の入力ミス、事業主の管理の不備、ご本人が提出をしなかったことなど、様々な理由が考えれますが、現在、基礎年金番号に統合されていない年金記録が5000万件あります。
*そこで、安倍総理のリーダーシップのもと、この5000万件について、当初、約1年かけて名寄せをしようとしておりましたが、前倒しできるかを改めて精査した結果、更に半年早めて、今年の12月から通知を始めることになりました。
そして、今回35歳、45歳、58歳の方に送付することとしていた「ねんきん定期便」とは別に、「ねんきん特別便」として、遅くとも来年3月までには、記録が結びつくと思われる年金受給者と加入者の方々に対し、その旨と加入履歴のお知らせをいたします。
併せて、これを機に、6月に、20歳以上の全ての年金受給者と加入者1億人の方々への加入履歴のお知らせを始めます。
*ここで、改めて申し上げたいのは「5000万件」「1億件」「3億件」の記録は、すべて社会保険庁のコンピューターの中に大切に保管されているということで、消えてはいないのであります。
*また、ご自身の年金記録についてご不安やご疑問がある場合には、まず24時間休まず対応しているフリーダイヤル「ねんきんあんしんダイヤル」(0120・657830)に問い合わせをいただければ、しっかり対応いたします。当初は多くの方にお電話をいただいてもつながりませんでしたが、体制の強化により、ほとんどの方の電話をお受けすることができるようになっております。
*また、全国の社会保険事務所や年金相談センターの窓口も、平日は夜7時まで時間延長し、土曜日も日曜日も祝日も午後4時まで対応しています。
また経団連や全国の約600箇所の商工会議所の窓口にも年金相談窓口を設置し、社会保険庁の職員を派遣し、ご相談をお受けすることになりました。
さらに、インターネットから、ID・パスワードを通じて、ご自身の年金記録を確認することもできます。
*実際、昨年8月からご自身の年金記録について、ご相談された方のうち、99%の方は、その場で記録を確認され、ご安心をいただいております。
政府及び自民党は、最後の一件まで逃さずに、社会保険事務所などにおいて徹底的な調査を行い、記録の一本化や訂正を実現してまいります。
例えば、数十年前の領収書がない場合であっても、中央並びに都道府県の第三者委員会において、申し立てた方の気持ちに立って丁寧に調査し、公正な判断が行われ、支払いがされることになります。
*また、調査の結果、ご自身の年金が新たに増額となった場合にも、これまでは5年間の時効により増額分が支払われないことがありましたが、今回の与党の「時効撤廃法」により、全額をお支払いする仕組みをつくることができました。
万一記録の訂正が遅くなっても、これからは年金額には全く影響しませんので、ご安心ください。
*以上、長年まじめに保険料を払ってきた方が、払った分の全額を支給される仕組みをこれを機会に確立しました。
できることは全て速やかに行い、最後の一人まで完全にチェックし、間違いなく正しい年金のお支払いをすることが、「安倍総理と国民の皆様との約束」です。
*今回のことで、我々は大きな反省をいたしました。そしてこの教訓を今後に生かしてまいります。
真に、30年、50年、100年、年金制度を改善を加えながら守り、維持していくのが我々自民党の責任です。
批判をするのが得意な野党はいろいろ言いますが解決案がほとんどありません。残念です。国民の生命・財産を守るため実行するのが、政府であり、自民党です。
「年金は消えていません」
社会保険庁のこれまでの体質を皆さんに知っていただくために、いかにこれまで、一刻も早くオンライン化をさまたげることを労働組合が、はばんできたか、これを証明する資料を公開します。
これがこの体質が、日本の年金をダメにしました。実は、社会保険庁の職員こそが、日本を崩しました。
伊藤忠彦
中川幹事長講演(埼玉)年金問題抜粋 平成19年6月10日
社保庁に関しては、国民の、その仕事ぶりのあんまりでたらめさ。今日も確認書100通を会議で提出させた。」「45分働いたら15分休ませろ」「コンピューターの導入によって事務の強化、事務態勢は変えない。コンピューターは限定して導入する。」ありとあらゆる自治労国費評議会の異常な国民無視の闘争。100通の確認書を当局に結ばせた。それがすべての問題の根元にあったから、こういうものを放置すれば、さらに不祥事が繰り返される。そういう意味で、先ほどの改革法案は一体として成立させなければならない。